沖縄で活躍した佐賀県人

 幕末維新期の佐賀藩の活躍は知る人も多いのですが、沖縄で活躍した佐賀県人のことはあまり知られていないようです。
 私自身、知らなかったし、興味を持って調べようとしても、まとまった資料はなく、人物史などから断片的な情報を得ることしかできませんでした。
 ところが、1906年(明治39)に沖縄首里で生まれた故大塚敏氏と知り合い、100年程前の沖縄の様子を聞くことが出来ました。
 旧制中学までを沖縄で過ごした大塚氏は、すでに90歳を越えられていましたが、驚くほどに明晰な頭脳と記憶力で、 生き生きと沖縄のことをってくださいました。
 大塚氏の話によれば、大正中期に那覇の映画館を貸し切って佐賀県人会が行われ、参加者は家族を含めて7、80名はいたそうです。
 大塚氏からは興味深い話がたくさん聞き、これらの事は多くの人に知らせるべきだと思っていたとき、 財団法人鍋島報效会の一般公募研究助成制度により研究助成を受け、多くの協力者を得、調査を進めることができました。
 戦前の首里を知る最後の生き証人と自負されていた大塚敏氏の回顧録や調べたことは、拙著、改訂増補版『大隈重信と江副廉蔵』にも掲載しています。

初代沖縄県令鍋島直彬
何故鍋島直彬か
鍋島直彬の経歴
鍋島直彬の赴任

鍋島直彬の県政
鍋島県政の課題
初等普通教育の普及
医療について
沖縄県職員録

島尻郡長 11代斎藤用之助
鳥島移住
用之助港